深夜邂逅

芋づる的思考を垂れ流す

詩 善なるもの

あなたの沈黙は秘密を語る

私の好奇心

どういう動機か

 

知ってしまったら最後

という気がしなくもない

知る前には戻れないから

無知の知を尊ぶ

子供でありたい

 

うがった心で何を透かしても

濁ってばかりで掴めないものです

ありがとうも疑って

ごめんなさいも疑う心に

従うことは無い

正しい心には温いものが

冷たい心には恥が付きまとう

常に真心であることは幸い

後悔が役に立つのはその時だけ

 

私の沈黙は思考の渦を語る

誰かの沈黙はその人のもの

暴くものでは無いと

愚かさを知る

無知を自覚するほどに

複雑になる

好悪では行えない難しさがある

 

分かりきったことがない

物心なんてつかない

善悪の彼岸は何処に求めよう

さまようのは性質

心はそういうもの

 

深刻めいて難しい顔をしても

何一つ解決しない

笑っていた方が良い

 

広がれ

語れ

笑え

誠実であれ!