深夜邂逅

芋づる的思考を垂れ流す

詩 白線の外側

ペールブルーの空に電線の装飾

目でたどって

うんと遠く

どこまでも続くように見えて円環

いずれ分かるけど

 

アンカのコードをめで辿る

グルグルしてきて神経衰弱

目でイカれる

参ってしまった

 

静寂が鋭い部屋を突き破る

あんま静かなのでどうにかなりそうだ

抱えたものを噛み砕きながら

洗面器に嘔吐する

明日はないものよ

 

今現在において

愚かさは勇敢さ

失ったもの 何処にありや

明後日も何も無い

空を掴む感覚

手応え皆無

いずれ諦める

 

どうせなんて言い逃れ

先がわかっているの

読み切ったつもりで

あまりある現状なんだろうな

どうにか生きている

それだけが頼みの綱