深夜邂逅

芋づる的思考を垂れ流す

詩 生きる朝

目が覚めると

カーテンの隙間から

饒舌な静寂と

充満した空虚が流れている

それこそが私で

それこそがあなたで

そこには無があり

有限の彼方に無限が現れる

 

楽しいひと時を失って夕暮れ

虚無へと帰るさなか

移ろいゆく時間の中に

憂鬱と死への本能を見る

 

おやすみなさい

生まれ変わります

おはよう

今日も生きるために

 

まわるまわる

時間はまわる

命はまわる

震えながら

おはようを言うために